気付いていないのは自分だった。

今の会社にいて乗り越えなければいけない、自分の人生の課題。


それは目の上のたんこぶ課長だと思っていた。


仕事上の私の欠点はスピードを求めるあまり、小さい見逃しが多いことだ。
そして飽き性で、興味のないものにはモチベーションが下がり、集中できないことだ。


なんか、何から書いていいのかわけがわからなくなってきたが、私がこの会社で学ぶべき課題は「何事にも集中して、1個ずつ確実に仕事をこなすこと」だった。

当たり前のことを書いているのは100も承知で、文章にしたって伝わるわけなんかない。


目の上のたんこぶ課長の欠点ばかりを考え、自らの欠点に目を向けることなく、すべて目の上のたんこぶ課長のせいにしていた。


「何事にも集中して、1個ずつ確実に仕事をこなすこと」


これをしていれば、目の上のたんこぶ課長のことなんか気にならないのだ。
「目の上のたんこぶ課長の姿勢をどう正していくか」ではなく「何事にも集中して、1個ずつ確実に仕事をこなしていれば外野は気にならない」だった。


あぁ。
なんだ。
当たり前のことで、何度も口にしてきた言葉だったけど、今やっと理解できた。