自分の気持ちをすべて言葉にできる人なんてきっと存在しない。


言葉にするということは時として難しい。

言葉にするということは相手に何かを理解してほしいとき。


その「何か」とは、殆どの場合「自分」だ。


しかし、「自分」をわかってもらえない時がある。

価値観の違うとき。

気分が違うとき。

上手に言葉にできないとき。


そんなとき、とってもやるせない気持ちになる。

がっかりして諦める時もある。

それでもなんとかわかってもらいたくて、とことん相手に言葉を投げかける時もある。

相手にしてもらえない時もある。


がっかりするし、とてつもなく切ないから、怒りさえ感じるときもある。


しかし、自分の気持ちを相手に何が何でも理解させようというのは子供の証である。

小さい子供が母親に自分の気持ちを理解してもらえずに怒っているのと一緒である。


相手を巻き込まずに自分の中でストレスをためることなく消化することこそ大人への第一歩だと思う。