他人からの評価でついた自信は一時的なものだ。
一時的に自信がつき、一時的に優越感を得る。

それに対して自分自身につけた評価で得た自信は壊れにくい。


私の場合、幼少期から親に批判されて育ったトラウマがあり、自分自身を信用できないでいる。
自分自身を信用できない人は他人も信用できない。

心の中で親を責め、親の高評価を期待し続けていた。

しかしいざ親から高評価を得られる様になっても、その自信は壊れやすく、とても脆い。

何故なら根本に他人からの高評価ばかり求め、自信を得たからだ。
そのため、他人が自分を批判した日には、立っていられないくらい落ち込んでしまう。


そんな自信は偽物の自信であり、まやかしだ。
そんな偽物の自信なのに、優越感を得られてしまうから厄介だ。

では過去のトラウマを乗り越え、どう自分を評価するか。

頭の中で過去をさかのぼって、自分自身に起きた苦難を一つずつ思い起こす。

自分がその苦難をどうやって乗り越えてきたか一つずつ確認する。
反省しながら、さかのぼり、乗り越えられた部分は細かくどう乗り越えたか思い出す。

きちんと乗り越えられた自分を確認すると少し自信がつく。

それを何度も何日も繰り返す。

それでも他人からの高評価を期待する自分がでてきてしまっても、「それは違うよ」と何度も軌道修正すればよい。

何度も何度も何度も何度も繰り返すうちにきっと自分からの高評価を求められるようになる。

数年かかるかもしれない。
だけど、数年かけてでも、自分が変わっていけたら、その自信は壊れにくく、次なる苦難に立ち向かう勇気へと変わる。

大丈夫。
やれる。